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zoom RSS なんとなく眠りの問題 その3 私って、すごく眠ってんのに眠いの・・・

<<   作成日時 : 2012/01/12 01:49   >>

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いきなり医学的な用語が出ますが、皆さんは 「時間医学」 という学問をご存知ですか。

これは最先端の医学で、このところ一般にも紹介されるようになりました。

「時間」って、勿論時間です・・・・・つまり私たちは3次元に生きているので、時間の支配からは逃れることができないわけです。・・・・我々の体の状態は一定しているわけではなく、時間の経過とともに刻々と変化しているのです。

 BBAKが若いころ (いつも若いころの話で恐縮です) 病院の廊下で偶然、元カレと遭遇してしまったことがありました。 戸惑いを隠しつつ、ちょっとばかり話をして別れましたが、診察の時 「あら〜、血圧高いですよ〜」 と医者に言われたものです。 

この時の血圧は一時的なものに決まっていますが、だいたい健康診断なんてものは、その日限りですよね。
これでは正しい診断は下せない。体の時間的変化を考えれば、一定の期間観察し続ける必要がある。

例えば投薬について、時間的変化を考慮してJUST FITで処方すると薬の効果がうんと上がるそうです。
逆に言えば投薬効果の上がらない時間と言うのもあるということです。

すると、もう、勘の良い方はピンときましたね。

そ〜うです。 太りやすい時とかもあるんですよね。夜9時以降は食べるななんて言いますもんね。
お肌に良い時間もあるし、仕事がはかどる時間もあるし、眠くてしかたのない時間もあるんですね。

つまり、生物の体はそれぞれの機能が                  画像     
一日のスケジュールをもっているってことなんです。
これがアメーバみたいな原始生物にもあるというから
おどろいちゃう・・・デスネ。

21世紀に入って分子生物学が発達し、ヒトゲノムが解明され、
遺伝子の医学的解明も飛躍的に進みました。

それで、細胞に存在する「時計遺伝子」って代物が身体機能のスケジュール管理を行っていることが判明。
                  なんだか、管理されるのは上司と連れ合いだけでたくさんって気がしますけど・・・・。


時間医学の臨床というのは、そういうこと踏まえて、診断・治療を試みるってことなんです。
                     

さて、地球の生物にとっての時間とは・・・それは宇宙の秩序である天体の運行に他なりません。
太陽が出て、沈み、月が出て、夜が明ける・・・・この24時間のリズムが生物の体の働きを支配しているのです。
更に地球や月の公転周期もしかりです。

太陽の活動や太陽系の動きも影響を与えているらしいと考える学者もいます。

このように宇宙の時間とリズムを考える時、いの一番にクロースアップされるのが、人の寝起きの問題、
・・・・・そう、やっと眠りの問題に辿り着きましたよ。


今回のなんとなくの問題は・・・・「すごく眠ってんのに眠い」と言う人ですが
  それは眠り方が悪い!ということです。

こういう人はだいたい寝起きが悪い人が多いようです。

すごく眠ってるというんだから、眠れないってことはないわけですが、寝付がどうのこうのという以前に
とにかく疲れたらすぐ眠っちゃう、なにかストレスがかかるとすぐ眠くなっちゃう、なにかというと力なく横になりたい
というタイプ。

朝、気力に満ちてパッと起きるなんてことは生まれてこの方ないというタイプ。(もっとも、大体の人が起きることにかけてはグズグズするものですが)


精神面では神経質で気疲れするタイプなのかもしれませんし、ストレスが溜まるとつい食べてしまうというのと同様
眠りに逃避する傾向があるとも言えるのかも。

芸術家には長眠者が多いと言われていますが、それは繊細な神経が眠りを浅くしている分、長い眠りで代償するということなのでしょうか。

しかし、神経質とか繊細と言うことは必ずしも関係がないようにも思います。
鈍感で単なる怠け者のネボスケ野郎も多いはずです。

いづれにしろ、一日中眠いというのは仕事にも良くないし、怠けているような罪悪感にも苛まれることでしょう。

さて、どうしましょう? 


そこで、思い出してください。 生体機能のスケジュールの話。
そもそも人間の体は本来、25時間ほどの一日のリズム周期を持っているものなんです。
ところが地球は24時間ですから、一時間の誤差が出る。
この誤差、つまり地球のリズムとのずれをなくすためにはリセットすることが必要なのですが、
リセットのスイッチが生体時計に入るためには、朝の太陽の光が必要なのです。

朝、きちんと太陽の光を浴びて体内時計をリセットすれば、生体機能のスケジュールもいつものように
スムースに始まり、よほどの睡眠不足の無い限り、そうそう眠いわけはないのです。

眠っても眠い人は、大方、このリズム設定がくずれているのかもしれません。

朝、目は醒めるけれど、二度寝してしまったり、長く寝すぎてしまうとリズムが崩れて、頭が痛くなったり
体がだるくなったりします。
すると、やる気がなくなって、また眠くなってきたりするわけです。

こんなことを繰り返していると、もう習い性になり、「なんで、なんで〜」と思うわけです。

解決法は、うんとクラシックです!
@ ちょっと心を鬼にして、ある日早起きして下さい。

A 窓を開けて、朝日を体いっぱいに浴びましょう。           画像     
  そのとき簡単な体操をする、それから顎を動かして下さい。   
  ちなみに、長年、ラジオ体操と言うのは野暮ったいもんだと
  思っていましたが、だれでもできる動きと適度な所要時間で
  大変なすぐれものだということに気がつきました。

B 次に意識して自分に言い聞かせましょう。 今日一日、自分は元気で幸福にすごせるのだと。

こんな暗示めいたこと、子供だましなんて思わないでやってみてください。
とても効き目があるんです。なぜなら「幸福のホルモンといわれるセロトニン」の分泌を活発にするからです。

C 朝ごはんを食べましょう。
  このタイプの人の中には、朝はたべられないという人も多いのですが・・・・炭水化物・果物など少量でいい
  のです。
  食べることでも体内時計が動き出します。

D 午後2時ぐらいのお昼ねタイムの眠気には素直に従いましょう。
   15分から20分ぐらいソフアに座って軽く眠る程度にしたいのですが、このタイプは、それでは
   済まない「ヤワ」です。どうしてもねむければ、最長が眠りの一単位の90分で。

E 体を動かすことをおっくうがらずにやりましょう。
   このタイプの方は運動が嫌いって人も多いように思います。
   駅から家までなどを利用して歩くとか、特に夕方、適度な有酸素運動をすると夜深く眠ることができます。

   またヨガや太極拳など動きのゆっくりしたもの、腹式呼吸や歌など呼吸を使うものもいいようですよ。


F 夕食・お風呂は眠る2時間前ぐらいまでに済ませましょう。
                                     *お風呂はぬるめのお湯でゆっくり。

G 就寝時間に向かっては部屋の光を落とし、心を落ち着かせることをするように。
                                      *読書・音楽を聴く・お祈り・ストレッチなどなど

  眠る前のパソコン・携帯はNG. その光が眠りを促すホルモンのメラトニンの分泌を減らしてしまいます。

      また、カフェインの強い飲み物やタバコ・酒はいけませんよ!

H パジャマやシーツはコットンや絹のような吸湿性のいいもの、すべりの良いものを使いましょう。
                                     *かさの大きいものは寝返りを妨げます。


こんなことに気をつけながら、できるだけ習慣付けを行ってください。
                      
起床就寝のリズムが整い、眠りも深く効率的に取れるようになると、次第に日中のへんな時間に眠くなると
いうことがなくなってくるはずです。

細かい注意は、まだまだありますが、とりあえず、試してみてください。

合言葉は 「正しく働け、時計遺伝子」 とでも。


注意!! 眠気が異常にひどいと思われる人は睡眠障害(ナルコレプシー ・ 過眠症など)の疑いもあります。こんな場合は必ず睡眠クリニックの先生へ!


運動嫌いの人には〜やっぱり ウオーキング がいいんでないかい? 
http://bl-bahba-aki.at.webry.info/201007/article_1.html

なんとなく眠りの問題 その1 睡眠と便秘  https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newscaredisplay.do
なんとなく眠りの問題 その2 金縛りって?    http://bl-bahba-aki.at.webry.info/200812/article_2.html

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
なるほど、そうなんですね!
ところで、ぼくは眠るのが大嫌いなんです。
こういうのはどこかおかしいのでしょうか?
写真家・i
2010/06/05 14:11
写真家・i さま 眠るのが大嫌いなんてネボスケのBBAKとしては羨ましい!
眠くないときには誰しも眠るのはいやでしょうが、眠いときも眠るのがいやですか? たぶん・・・心理的に・・・眠っているとき、つまり自分の預かり知らぬ時に何かが起こっているのではないかと潜在的に心配になっているのでは。自分に不利なこととか、自分が埒外におかれるようなこととか、または災害のようなことが起きるのではとビクビクしているとか。無意識の中で何かが「起きていろよ〜」という一種の戦闘モードに入っているのかもしれませんね。日頃、強いストレスとか嫌なことがありますか?
あるいは短眠ですか? 元来短眠で元気ならば、それは遺伝子のせいかも。つまり短眠遺伝子を持っているということで。そういう遺伝子があるとも報告されています。ショウジョウバエの実験ではほとんど眠らない(というか虫ですから休まないというのが正しい)一家がいたようです。とにかく、心身が健康なら眠るのが嫌いでもかまいませんし、おかしくは無いと思います。  
BBAK
2010/06/26 01:07

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