漱石 対 ゲッツ 夢比べ  睡眠クラブGU SU KU お薦め

だれでも夢を見るが、人の夢の話ほど得にならんものはない。 画像

昨日の夢を話題にするのは、よほどネタに事欠いている時だ。

けれども、夢というものはシリメツレツでコートームケイなくせに
妙にリアリティーを含み、シンボリックだったりするものである。

だから馬鹿ばかしいと思いつつも、つい解釈したくなるのも事実だ。

もっとも、好きな人の見た夢なら真剣に解釈したいが、
ど-でもいい場合は、これほど世界的にドーデモイイデスヨ~(あのお笑いタレント、元気ですか?) なことはない。

それでも睡眠インストラクターの性 (サガと読んでほしい) として、やはり解釈しなくてはと思うが、
MSB(ムッツリスケベ)風オジの夢など聞いてしまったら・・・
いや、一生聞かないようにしたいものだ。


まあ、一般的には他人の夢には触らないほうが無難であるが、
                           バーバアキは、あえて二人のオヤジの夢に触ってみたいと思う。

一人目は、なんと、かの文豪「夏目漱石」である。
          最近、漱石は若い世代でも、よく読まれているようだ。
            「こころ」などは今の若者のメンタリテイーに強く訴えるものがあるかもしれない。


漱石は神経症だったから、夢も、さぞかし込み入っていたろうと思うが、
文字通りの「夢十夜」という作品を遺している。

出だしはこんな夢を見たである。

十夜の中で、最もあほらしいのが第十話だ。

ある男が豚の大群に襲われる。豚は男を舐めにくるというのだ。
男は数え切れぬほどの豚をステッキで打っては、崖から落とすのだが・・・・ついに・・・・(後は読んでおくれ)

夢はこういうあほらしさを事も無げに演出する。

あのインテリの、しかも鬱に悩まされた文豪の頭脳でも、こんなのを紡ぎだすのだから、夢は不思議である。

とはいえ、これは漱石が意図した作品であるから、核となるものが実際の夢だとしても、
                                  すでに夢解釈ができるように仕立ててあるのだろう。

だから、豚はただの豚ではない・・・・
豚になめられるとは何を意味するのか・・・
                   などと学者諸君は眉間にしわを寄せて考えているのだろう。

さて、かように高度な解釈を期待される文豪の対にあるのが、もう一人のオヤジ「ゲッツ板谷」だ。

彼は現役のエッセイストで
角川から10冊のエッセイ本を出版しているから、頭は確かなもの書きである。

しかし、彼の人生、いや毎日の覚醒時そのものが、まるで夢なんである。
もう、ジョーキをイッした生活なんである。


そんなゲッツ氏の最新版「許してガリレオ!」の中にある夢についての記述。

出だしは最近こんな夢ばかり見る

不思議なことに、このジョーキをイッした生活の主の夢は
夢として、全くジョーキをイッしていないのである。

正統派夢といっていい。

例えば、死んだはずの爺さんが出てきて 「これからは板谷の時代だ!」 と叫び、
背後から婆さんが 「一回目のゲストはダリだってさ」 と言い、板谷号泣、というものや、

印税が99%になる方法とか、
脇の下からブロッコリーが生えた女とSEXするとか、

大変正直な夢である。

夢がその人の欲望や心配事、目下頭から離れないことを
表すスクリーンであることが実に素直に語られている。

バーバアキとしては、ゲッツ氏には、この夢を是非、漱石のように「文芸化」してもらいたいと切に思うのである。


ご参考:夢十夜      ・・・新潮文庫「文鳥・夢十夜」 夏目漱石
     許してガリレオ!・・・角川文庫 ゲッツ板谷
                          絵 西原理恵子



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