アファンの森と初秋の風  はじめての見学です!

森の再生に賭ける外国人といえば、CWニコルさん。
いまや、知らない人はいないといっていいほどの有名人ですが、実際にニコルさんの黒姫の森を見たことがある人は少ないと思います。

9月のはじめ、長野新幹線から信越線に乗り換えると、車窓の外にはのどかな風景が広がっていました。
空はカラリと晴れ、畑の緑もあざやかで、秋と言うには、まだ早いような気がしましたが、
黒姫山が望めるあたりにくると、突然曇りの一帯に入りこみ、ローカル列車のたった一駅でこんなに天気が
違うもの?!とびっくり。

タクシーの運転手さん、曰く「このあたりは黒姫の山側と反対の平地側じゃあ、まったく天気が違うんですよ」
朝は黒姫の頂上がきれいに見えていたそうですが・・・・・。

地元名産のトウモロコシ畑の道を抜けて行くのですが、ニコルさんの森には、「入り口」なんて看板はありません。
たしかに、そんな看板を作ったら、観光客がオセオセで、たちまち森は荒らされてしまうでしょうね。


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一見、何気ない森のショットですが、こんなふうにするまで、たくさんの人の手が入っているのです。
ニコルさんがいつも強調されていることですが、森はほっておくと荒れ果ててしまうのだそうです。
地面から顔を出した木の赤ちゃんの成長のためには、間引きも必要だし、周りの草木との生態系的な調和、
地面の水はけなども考慮に入れなければなりません。


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                荒れた湿地帯を利用して池を掘り、水辺の生物の生息地を作ったり、


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                味気ない側溝だった用水路を自然の小川に作りなおしたり、

*側溝にしておくと動物が落ちたときに、滑って這い上がれないのだそうです。それで死んでしまったタヌキやキツネの話に、ちょっとウルウル。

                コギツネの骨もありました。この子はなんで死んじゃったのかなあ・・・・・。

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                サルの腰掛も。(ほんとにかたくて、猿もお尻がいたくならないかなあ)

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                むくげの咲き乱れる一角は幻想的でした。

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この森の管理人の最古参であるM氏は70代だというのに、とても身軽で、いろいろな体験談を聞かせながら案内してくださいました。そして、お腹がすいてきた一行にふるまってくれたのが・・・・かぼちゃの煮物。

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これが、また、なんとおいしかったことか! 
ほんとうの「ごちそうを食べる」という行為は、こういう素朴なものを清涼な空気と一緒に、すききった腹に放り込むということかもしれませんね。

昨年、ニコルさんの念願がかなったそうですが・・・つまり環境問題に取り組んでいる最高峰の方「チャールズ王子」がアファンの森にいらしたのだとか。
ニコルさんは、これで、もう死んでもいいと言うぐらいと感激したそうです。

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                       小さな小さなゲストハウス。主役の自然を超えないように・・・。
                       そばには粗末な管理小屋が一軒あるだけ。 

それにしても、我々日本人は森の保存を外国人にお任せではいけませんねえ。(もっともニコルさんは、もう日本人なのですけれど) ニコルさんが取り組んできた森つくり=自然保護の輪をもっと広げていかなくては。

午後はさすがに初秋の風が吹き渡ってきました。

現地で知り合ったばかりの女性二人組みにおじゃまして、野尻湖まで足をのばしてみました。

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アファンの森つくり、協力する人がもっと増えて欲しいと思います。 アファンのHPを覗いて見てください。




         

この記事へのコメント

kae
2009年09月18日 01:41
単にステキなところですね~という一言では済ませられない森ですね。
早速、アファンの森財団のHPを覗いてきました。
普段の生活で私たちに出来ることって、ちっちゃいことしかないけど、そういう意識を広めることって重要ですよね。再認識させてもらいました。どうもありがとうございます!

そして、バナーを見て、オォ!!!とPC画面に顔を近づけて凝視してしまいました。
3年間、オーストラリアのアデレードに住んでいたのですが、カンガルー島が近かったんです。
なので、カンガルー島には何度か行きましたし、自分で運転して島を回っていたので、あの自然は守りたい、という想いも強くあります。
検索数に応じてユーカリの木を植えるBiglobeのツールバーにも関心を持って見てました~。
バーバアキ
2009年10月03日 01:06
KAEちゃん、アデレードにいたことがあるんだ!私はまだオーストラリアいってないんで、是非訪ねてみたいです。このバナーは気に入ってます。
またのぞいて下さいね。

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