オノ・ヨーコ 「平和の鐘」展の講演を聞きました

                   I LOVE YOU  I LOVE YOU

ヨーコはそう言って、手にした懐中電灯を点滅させました。

          i    ii    iii

モールス信号のように、そんな拍で。       ヨーコのパフォーマンスです。

光は聴衆に向けられて、いろいろな方向に何度も点滅します。
 
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ジョンの遺志を継ぎ、ヨーコは世界平和を祈り続け世界各地を回っているのです。


東京の一番新しい地下鉄「副都心線」の西早稲田下車。
明治通りに面した赤い大きな門のある学習院女子大学。
そこでオノ・ヨーコ展が開かれています。

オノ・ヨーコは、そういえば、学習院出身でしたね

先日、女子大で行われた彼女の講演に行ってきました。

講演の最初に、ビデオ映像が公開されました。

そう、I LOVE YOU の信号(?)を各地で人々に伝えている映像です。

アイスランドのイマジン・タワー点灯の映像もありました。

タワーから祈りの光が夜空に向かってまっすぐに伸びていく様子は何とも神秘的。

アイスランドに行ってみたいなあとも思いますが・・・・あそこは今、,経済も凍結状態で・・・・この間はアイスランド交響楽団の来日を楽しみにしていたのに、公演中止・・・がっかり

上映が終わると、聴衆からのあらかじめ受けておいた質問にヨーコが答えましたが、
「愛ってなんですか」というようなものから、身の上相談っぽいものまで色々。

その返答の中で、興味深かった話を一つ。

彼女は3本の木を育てる実験をしたのだそうです。
        
        一本めには機械的に水遣りをする
        二本目にはHATEする感情を込めて水を遣る
        三本目にはLOVEの感情を込めて水を遣る

どれが、よく育ったと思いますか?

答えは意外でした。・・・・・・・3本目が良く育つのはわかりますが、
                  2本目も同じようにそだったのだそうです。
                  そして1本目はうまくなかった。

このことから、ヨーコは感情と言うものが良いものであれ、悪いものであれ、すべて心の肥やしになることを
                                                 身をもって感じたといいます。

  うーん、そうか。  3本目は {スクスク}   2本目は{ナニクソ!} ってことか

自分にもたらされるものを祝福として受け入れる、いやなことも愛にかえることができるのだと彼女は言います。

                そうだよね、彼女の味わったいじめや差別はひどかった。ジョンと結婚した当時は外からの攻撃、ジョンが亡くなったときは近しい人々から攻撃を受けたとヨーコは言ったけれど、後者の方が何倍もつらいなあ・・・

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                 構内に設置された平和の鐘 
                               1947~1952 に女子部にあった鐘で
                                       ヨーコもその音を聞いていた




全人類がそんなふうに考えることができるようになれば、確かに戦争は起こらないでしょうね。


もうひとつ、心に留まった言葉とは・・・・

        世界中の人の心はみんな繋がっている
        あなたが何かをしたとき、それは世界中に影響を与えている
        あなたが気づかなくても、どんなちいさなことでも。

        
BBAKは思いました:
            そんな言葉って、とても詩的に聞こえるけれど、
            あえて文字通りに想像してみると、一瞬、ぞっとするものがある。

            私が「あいつが気に食わねえ」って怒ったら、
            それを世界のだれが、どう感受するんだろう。

            私が死にそうな子猫を助けてあげたら
            その行為が世界のどこを、どう変化させるんだろう。



講演の最後にヨーコは舞台に聴衆を上げ、I LOVE YOU と伝え、ハグし、手をとって踊った。
しばしそうして、やがて舞台の袖に消えて行った。

聴衆は興奮冷めやらぬ様子で、構内の平和の鐘のところに移動して行ったけれど、
夜は鐘は鳴らせないということ・・・・残念・・・・

どんな音がするのかなあ・・・・
             
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帰りは寒かった・・・・早稲田通りに入って、JRの駅まで歩く。

早稲田はちょっともおしゃれなところのない街。
21世紀になっても、いまだ「貧乏学生の悲哀」を感じてしまう所だ。

最近出来た普通なら素敵なカフェも、どことなくレトロに感じてしまうのは私だけだろうか。

            でも、そんな早稲田が大好き。もっとも学習院とはそぐわないけれど・・・・。


そんなことを思いながら歩いていたとき、また、ヨーコの言葉が戻ってきた。

BBAKは、今「眠りの復権」を願って、小さな小さな歩みを始めたけれど、
その思いは、きっと世界のだれかに感受されているにちがいないと・・・・・・。

 
   オノ・ヨーコ 平和の鐘展は来年1月25日までやってますよ。
   是非行ってみてくださいね。

           

            

この記事へのコメント

kuri
2009年01月09日 13:02
どうも、新宿の栗ですbbakiさんがこの日記を書いたことと、私にこのページの事を教えてくれた事は今の私にとても響きましたよ!特に三本の木の部分。
しかるべき時に必要なメッセージって与えられるものですね。。私の場合取りこぼしも多いと思ってますが。
バーバアキ
2009年01月11日 01:13
栗ちゃんの心に響いてよかったです。母親は子育てを通じていろんなことが
肌で感じられるようになると思うんです。独身のときは見過ごしたようなこともね。また訪問して下さいね 

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