ピアニストはだれが好き? マリア・ジョアオ・ピリス のこと

クラシック演奏家の花形は、やっぱりピアニストですね。

バーバ・アキは、ピアノが我ながら驚くほど上手
・・・なことはありませんが、
やっぱり、あのパララララ~と鍵盤を走る指は憧れです。

ま、そうはいっても、憧れは憧れ、もっぱら、聴くほうを専門にしつつ・・・

ピアノ売り場のグランドピアノを物欲しげにながめ、
「触らないでください」という注意書きをなきものとして
無垢な鍵盤を撫で触ったりしています。 (何か妙な表現でしたか)


あるとき、タワレコの棚に何気なく目にとまった一枚のCD。
ベートーベンのピアノソナタ。
その頃、バーバ・アキはなぜかベートーベンのピアノソナタの聴き比べに凝っていたのです。

1974年録音とは古いものですねえと思いながら、買い求めました。

それが、ピリス(ピレシュ)の演奏を聴いた初めでした。


とても叙情的で、それでいて感情に走らない何かがある。
思惟的とでもいったらいいのかなあ・・・。
音やフレーズを確かめ、確かめ弾き上げる、 (ヒキアゲルという動詞はないけれど) そんな感じなんです。

以来、彼女のファンになりましたが、TVで彼女がワークショップをしている番組を見ました。

その中で彼女が学生たちから受けた質問に答えるのですが、こんな内容のことを言っていました。

      WANT と思わないこと。WANT は欲望になるから。
 
画像


                       WISH しなさい。
                                WISH すれば、何かをうけとることができる。



う~ん、そうだよねー、ほんとにそうです・・・・とバーバ・アキは思いました。

彼女の演奏に感じていた思惟的な何かは、やっぱりあったんだ。

このWISHはキリスト教でいう神の御心にすがることではなく、
SELFから自分を開放しなさいと言っているように聞こえました。
                      (彼女は東洋思想に造詣が深いのかもしれません)

                WANTよりWISH

    この言葉は現代の「喧騒な自己中蔓延社会」に向って叫びたいフレーズでもありますね。

是非、ピリスの演奏を聴いてください。 (モーツアルト・シューマンが定評があるようですが)

蛇足1:竹下元首相のご一族のウイーッシュとは違います!
蛇足2:でも、彼もちょっといいかも・・・・

この記事へのコメント

ショパン
2008年10月17日 11:07
僕も彼女が大好きです。
テレビでレッスン見てますよ。
バーバ・アキさんはピアノできますか?
ショパンさん
2010年05月20日 01:35
彼女のファンのかたはきっとステキな方ですよね!
私はピアノは小さいころやっただけで、ひどく下手。
天性の不器用です。ショパンさんは弾くのは上手?

この記事へのトラックバック