浅田家 仰天! 「なりきり家族」 ほんとに笑わせてくれるう。 

いやいや、浅田政志さん、ほんとうに「おめでとう!!」です。

浅田さんをこのブログで紹介したのは昨年の夏でしたが、ナント!

2009.3.11 写真界の直木賞か芥川賞か、とにかくすごい 木村伊兵衛写真賞を受賞されたのです!!      

   そりゃ、そうです。だって本当におもしろくて、写真をとると言うことの常識を覆したのだから。


この記事をご覧の方、昨年、まだ受賞という運命を知らずにいた浅田さんとの出会いをお読み下さい。


           【それは昨年の夏のこと、東京は銀座のニコンサロンでのできごと】


ちい散歩ではないが、バーバ・アキは、よく街を嗅ぎまわっている。

ある日、銀座まで勢力を伸ばしていると 
ふと、おもしろそうな匂いがしたので、あるビルに入ってみた。


そこはニコンのギャラリーである。

いつものように写真展をやっている。 まあ、よくある素人の展示に見えた。

何人かの人物が海辺にいたり、田んぼにいたり、住宅地にいたりという、
ありふれた情景が、壁にぐるりと展示されているので、
「なんだ、なんだ、おもしろそうな匂いだったのにサァ・・・」と出口のほうに体を向けた瞬間、

「あれっ?」
バーバ・アキの脳みそが、何かおかしいぞとランプを点灯。

振り返って、もう一度、その写真をよーく見ると・・・・

なんと、被写体の人物が、すべて同じメンバーじゃあないか!?

60代後半ぐらいに見える夫婦らしき男女、そして20代後半ぐらいの男二人。
彼らは、すべての写真で何者かに変身しているではないか!


畦で休む農家の一家、 仕事に励むパン屋一家、 ラーメン屋一家、 電気工事人、 消防士、
ロックミュージシャン、はては極道、忍者、入院患者まで。

キャストがあまりにはまっているので、思わず笑い、凝視しては、また笑い、感心しては、またまた笑い。

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     これは、「なりきり家族」というのだそうな。
     
     息子のカメラマンの政志さん(左)のアイデアで始まり、
     一家で検討を重ねに重ねて、
     撮影場所の決定、小道具の準備、シナリオ制作など、
     すべて一家総出で行うのだそうです。

     う~ん、写真もすごいが、アイデアがすごいじゃあないか!
     そして何よりも、家族が一体となって作品を作るというのは、
     愛がなければできまっせん!

愛のない家族が増えている昨今、こんなにいい家族もいるんだなあ・・・・

     大感激のバーバーアキは「うちもやりたーい!」と
     政志さんに向って無邪気ってしまったのであるが・・・
     「できますよ。出張撮影しますから」と頼もしい政志さん。
     (ほんとだよ)

しかし、真面目な話、写真を撮るということには様々なアプローチやコンセプトがありますが、
こんなふうに撮るということは実に画期的で独創的ですよね。

「写真の遊び」というか、写真の持つ楽しみ方が、送り手の表現と受け手の鑑賞という従来の枠を飛び出して
いるんですね。

もし、キャストが家族(親密な間柄の者同士でも)でなかったら、ただの演劇のポスターか、映画の一場面に
なってしまうものを。

いつも寝食をともにして、人生を重ねあっている者たちが、突然別の次元に行ってしまうことのおかしさ。

う~ん、我が家はどこへワープしようか、と夫と熱く語ってしまったよー。

             *ちなみに私の案は弦楽四重奏(私はバイオリンを冷静に弾いています)
               チェロ弾きの夫が興奮のあまり、弓を客席にふっ飛ばしてしまって慌てふためいている
                                                         というのがいい。

                 

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         浅田政志 浅田家 赤々舎発行 表紙               後方に父母(母が運転士です)


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うっふっふっふ。 でしょう。

ちなみに、私の一番のお気に入りは 実験室で夢中で実験中の一家です。




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今や「ひっぱりだこ」となってしまった浅田さん・・・・浅田さんを発見したときは
「私の浅田さん」だったんだけど・・・・なんか「うれしくって、さびしい」 です。 


でもでも、
とにかく、百聞は一見にしかず、浅田家を検索すべし

http://www.asadamasashi.com

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